睡眠障害

睡眠障害

眠りについての専門知識が増えたことで、いろいろな睡眠障害がクローズアップされるようになりました。
睡眠障害と一言でいっても、この病気は100種類ほどあるそうです。
その中でも、代表的な睡眠障害を紹介します。

睡眠時無呼吸症候群
最近、注目を集めている病気で、昼間に眠気を催す代表的なものです。
夜間眠っていると呼吸が止まり、何度も目が覚めてしまいます。浅い眠りを繰り返すだけで、深い眠りが得られません。激しいいびきをかく症状が代表的です。
眠ることによって気道(鼻から肺への空気の通路)がふさがってしまうことが原因ですが、気道がふさがる要因としては、もっとも多いのが肥満ですが、咽喉部の形態異常や中枢神経の疾患、もともと呼吸中枢が弱い場合もあります。

 
ナルコレプシー
居眠り病ともいわれ、昼間、突然眠ってしまう病気です。車を運転しているときや人と話しているときなど、通常なら眠ることはないときに、急に眠ってしまいます。喜んだり悲しんだり怒ったりする場合に感情が高ぶると、突然脱力した状態で眠ってしまうこともあります。
普通の眠りは、ノンレム睡眠から入りますが、ナルコレプシーの場合、いきなりレム睡眠に入ります。筋肉が弛緩しますから眠ると同時にぐったりします。
遺伝病の一種で10万人に数人と言われています。


概日リズム睡眠障害
人間の体内時計は、約25時間ですが、私たちはこれを毎日約1時間づつリセットして、24時間周期の生活にしています。この体内時計を24時間にリセットできず、本来の25時間周期で生活してしまう人がいます。1日約1時間づつ、ずれていきますので、数日後には昼間は眠くてしょうがない状態になります。


昼間の自然の眠気と睡眠障害による眠気の区別は、一般に昼間耐え難い眠気に襲われ、ところかまわず居眠りしてしまう状態が数ヶ月も続く場合は、病気としての眠気の可能性があります。
昼間の眠気が日常生活に大きな支障をきたしている場合は、精神科や神経内科、心療内科などの専門医に相談したほうが良いでしょう。


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