快眠

快眠のために

快眠ための工夫を紹介します。同じ工夫がある人にはうまく働いても、ある人には逆効果の場合もあります。ご自分にあう工夫を見つけてください。

朝日を浴びる
日光には、本来1日約25時間にセットされている体内時計を24時間にリセットし、体のリズムを整え、昼間の活動が充分にできるようにする働きがあります。昼間、充分に活動していますと、夜の眠りも深くなり、快眠が得られます。
 

早寝早起き(規則正しく睡眠時間を取る)
できる限り毎日、同じ時刻に睡眠が取れるようにすることです。不規則な睡眠は、体内時計が進んだり遅れたりを繰り返し、その度に無理がかかります。眠たくないからといって、深夜まで起きているのではなく、決まった時刻に寝床に入り、目を閉じる癖をつけることです。特に、12時以降の就寝は、眠りを浅くするので注意が必要です。また、休日だからといって、遅くまで寝ていることなく、同じ時刻に起きる習慣とすることです。


カフェインを減らす
睡眠不足だと昼間眠くなり、ついついコーヒーなどを飲みすぎる人も多いようです。カフェインに耐性の人はいませんし、覚醒効果は意外に長く続きます。午後3時以降のコーヒーや紅茶、夕食後の緑茶は極力避けましょう。


お酒は適量に
適量の飲酒は、寝つきを良くしますが、それ以上の量では睡眠の質が後半悪化し、中途覚醒が増えます。尿意による覚醒もあります。中途覚醒がなくても、睡眠の時間の割りに充足感がなくなることがあります。アルコール依存症では、必ず不眠が起きることも知られています。


入浴
通常、入眠するときは、体温の低下がおこります。就寝の1〜2時間前に入浴し体温を上げておくと、就寝後の体温低下も急激になり、快眠しやすくなります。ただし、熱い風呂は交感神経を刺激し、興奮状態が続くので逆効果となる場合もあります。


運動
午後から夕方にかけて適度な運動を行うと、適度な疲れを誘い、体温も上昇しますので、快眠しやすくなります。寝る前の激しい運動は、神経の緊張を高めて逆効果にあることもあります。
夜遅くまでの仕事は、たとえ疲れて眠れたにしても、睡眠の質は悪くなります。


セックス
セックスは、体を温め、脳内から快感ホルモンが分泌されますので、リラックスし誘眠効果があります。


寝室の環境
寝室の明るさ、温度・湿度、騒音なども当然、睡眠の質に影響します。特に明るさと眠気の関係では、暗くなると分泌され眠気に影響を与えるメラトニンというホルモンがあります。
普通に生活してる場合、メラトニンは、夕方暗くなり始める頃から徐々に出始め、真夜中に分泌量はピークを迎え、朝方にあるにつれ減ってきます。しかし、夜中でも強い光があると分泌が抑えられます。メラトニンは、眠気を催す信号となります。寝室は、暗くすることが基本です。


頭寒足熱
頭に血が昇った状態では安眠できません。健康の原則である頭寒足熱は、快眠にも通用します。小豆やそばがら入りの枕が効果あります。


眠ろうと思わない
眠らなければと意識すればするほど、目が冴えてくることは皆さんが経験することです。逆に眠ってはいけないときに、つい居眠りしそうになります。
寝床に入ったら、目を閉じて静かにしていれば体の疲労はとれるので、ことさら眠ろうと思わず気持ちを楽にすることが重要です。睡眠は、基本的には放っておけば必要なだけ体がとってくれるものです。


右上腹部を温める
肝臓がある右上腹部を温めますと、睡眠物質であるL・トリプトファンが増加し、熟睡効果が高まります。温湿布やカイロを右上腹部にあてると良いでしょう。ただし、低音火傷に気をつけましょう。


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